聖域都市NY、海外留学生が増加 16年から2.6%増

 トランプ氏が大統領に当選後、海外からニューヨーク市を訪れる観光客は約10万人減ったが、市内の大学に留学する学生は増えている。
 amニューヨークの調査によると、市立大学、NYU、セントジョンズ大学、フォーダム大学における留学生数は2017年秋学期で2万6845人と、16年秋学期の2万5845人から約2.6%増加していた。コロンビア大学の14年度の大学および大学院留学生は9675人。同事務局によると、16年以降も増えているという。留学生や移民学生に対するサンクチュアリシティ(聖域都市)ならではの配慮や、市が米国経済の中心であることなどが原因とみられる。ニューヨーク州はカリフォルニア州に次いで全米で2番目に留学生が多い。

海外からの留学生が多いニューヨーク大学(NYU)=8日午後(photo: Asami Kato / 本紙)

海外からの留学生が多いニューヨーク大学(NYU)=8日午後(photo: Asami Kato / 本紙)