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【6日付ワシントンタイムズ】ブルックリン区の連邦地方裁判所のマーゴ・ブローディー判事は6日、「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)を支援し、テロを計画したなどの罪に問われていたクイーンズ区の大学生、マンサー・オマル・サレー被告(22)に対し、18年の実刑判決と、その後10年の保護観察処分を言い渡した。連邦検事局が明らかにした。
判決によると、サレー被告はファリード・ムムニ被告と共謀し、ISISの支配地域を訪れテロ組織に加わり、圧力鍋を使った爆弾の製造を計画。さらに、2015年6月13日には、2人を監視していた米連邦捜査局(FBI)捜査官に対しナイフで攻撃する計画を企てた。その4日後、家宅捜索のため、FBI捜査官がスタテン島にあるムムニ被告の住居に踏み込むと、同被告は刃の長い包丁で繰り返し捜査官の腹部を刺した。捜査官は防護ベストを着用していたため、軽傷で済んだ。
連邦検事局のリチャード・ドナヒュー検事は、「判決は、サレー被告が長期間にわたりテロ活動ができないようにするだけでなく、海外を拠点とするテロ組織の指示を受け、ニューヨーク市で暴力的なテロ行為を企てようとする者への抑止力にもなるはずだ」と主張した。
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