【11日付ニューヨークポスト】ニューヨーク市内で車上荒らしが最も頻発している地域は、ブルックリン区イーストニューヨークであることが分かった。駐車スペース検索アプリ、スポットエンジェルズの調査が明らかにした。
昨年同地域内の駐車場で起きた車上荒らしは38件と、市内で報告された地域別の件数では最も多かった。2位は共に18件だったブルックリン区シープスヘッドベイとマンハッタン区ワシントンハイツ。
区別で見ると、最も車上荒らしが多かったのは6263件のブルックリン区で、次いでブロンクス区が6194件、クイーンズ区が5020件、マンハッタン区が2370件、スタテン島区が984件だった。
調査によると、車上荒らしの多くは公園付近で起きる傾向にあり、ブロンクス区のバン・コートランド・パークの駐車スペースでは100台につき12.6台が被害に遭っていた。マンハッタン区内ではセントラルパーク周辺の路上が最も危険だという。中にはブルックリン区ウィリアムズバーグのように、犯罪率は比較的低い地域でも車上荒らしが頻発している地域もあった。
昨年報告された車上荒らしは市内全体では2万832件と、2012年の2万4777件より減少している。