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【12日付amニューヨーク】ニューヨーク市公園局はこのほど、クイーンズ区のフラッシング・メドウズ・コロナ・パークにある噴水の改装計画を発表した。
同公園は1939年、64年、65年に万国博覧会の会場として使用され、2回目から地球を模した「ユニスフィア」をシンボルとして設置。周囲には噴水が上がっていたが、その後噴水は使われなくなり老朽化している。2000年に修理されたものの数年のうちに使用できなくなり、さらに12年のハリケーン・サンディで損傷を受けた。同局は公聴会を開くなどして、この噴水の扱いを検討し、改装計画に至った。
同計画では、ユニスフィアまでの歩道に霧状の水を吹き上げる噴水を設ける他、子どもが遊べるウォーターパークを新設する。イベントを開催できる広場を作り、椅子も設置する予定だ。デザインは1939年の万博で使われた幾何学模様のアールデコ調を意識している。この改装のため500万ドル(約5億3600万円)の予算を計上しており、来年には着工する予定。
同公園管理団体のジャニス・メルニックさんによると、同計画は「市民の多様な要求に応じたもの」だという。さらに「子どもが台座に登れないように配慮する」と安全対策にも言及した。
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