NYの女性はストレス度高め 助け求める環境が必要

 【13日付NBCニューヨーク】トライステートに住む女性が全米の中で最もストレスレベルが高いことが分かった。ノースウェルおよびカッツ・インスティチュート・フォー・ウーマンズ・ヘルスの調査が明らかにした。
 トライステートに住む女性のうち、仕事と私生活のバランスが原因でストレスを感じていると答えた女性は全体の43%だった。これは全米平均の38%より高い。自分の健康に関しても全米では39%の女性がストレスを抱えているのに対し、トライステートの数値は41%だった。子どもや両親の健康状態に対してのストレス値はそれぞれ38%と41%で、全米平均の34%と38%より高かった。
 女性が共通して壁だと感じている要因は職場環境や子育て、介護などだという。特にニューヨークなどの大都市に暮らす女性は助けを求めることができる環境が整っていないことが障害となっている。
 映画鑑賞などでストレスを解消していると答えた女性もいたが、研究者らは「何かに取り組み、余計ストレスを溜め込む場合もある。まずはリラックスする必要がある」とアドバイスする。何でも完璧にこなそうとするのではなく、できない部分を認めることも大切だという。