【20日付NBCニューヨーク】ミレニアル世代は他の世代と比べ、予算オーバーでもニューヨーク市に住みたいとの思いが強いことが分かった。
不動産情報サイト、ストリートイージーの調査によると、市内で家賃が高騰する中、ミレニアル世代の45%が予算以上の家賃を支払っているという。予算以上の物件に住んでいると答えたジェネレーションXは30%、ベビーブーム世代は19%であることから、ミレニアルズは少々暮らしが苦しくても高めの家賃を支払う傾向にあることが読み取れる。加えて、ミレニアルズの34%が来年までに自宅購入を検討している。「変動が激しいニューヨーク市の不動産事情に影響されながらも、『ニューヨークに自宅を持つ』という目標を掲げているミレニアルズが多いようだ」と同サイトのグラント・ロングさんは分析する。
物件を選ぶ際にニューヨーカーが重視するポイントでは、90%が「自宅周辺の治安」、87%が「交通の利便性」と回答。市内の家賃は「高すぎる」と答えた人は46%。ニューヨーカーは全米平均の1.3倍の家賃を支払っていることも判明した。