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【24日付ニューヨークポスト】ニューヨーク市が植えた街路樹を枯らせたとして、市公園局は24日、ブルックリン区の不動産開発会社を相手取って17万6400ドル(約1890万円)の損害賠償を求める訴訟を同区地方裁判所に起こした。
訴状によると、同社のノーム・アモス被告は同区ウィリアムズバーグに植えられたカシワの根元に深さ約2インチ(約5センチメートル)の穴を12個開け、木を枯らせたとしている。同局の検査官が昨年10月に穴を発見したとき、幹の約90%が枯れていた。同局は損害賠償金を支払う、または新たに街路樹を98本植えるよう求めている。
市内で公共の樹木に損傷を与えたり伐採したりするのは違法。有罪になると1万5000ドル(約160万円)以下の罰金または1年以下の懲役が科される他、公園局が木の大きさや樹齢、健康状態を考慮して損害賠償を請求する。同局によると、枯れたカシワの樹齢は75から100年で、直径32インチ(約81センチメートル)と大きく成長していた。同局は「健康状態は非常に良好で、市の貴重な財産の1つ」と評価している。
提訴を受け同被告は、「土地所有者であることと街路樹が枯れたことは無関係」かつ、証拠に欠けるとして争う意向を示している。
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