ニューヨーク市の次期教育局長に指名された、フロリダ州マイアミ市デイド郡のアルベルト・M・カルバーリョ教育長が１日、就任を断った。2008年に同職に就任した同教育長は、マイアミ教育委員会のテレビ中継中に「合意を撤回する。私はマイアミに残るべきだ」と発言し、周囲を驚かせた。
ニューヨークのビル・デブラシオ市長は２月28日、「カルバーリョ氏は比類のない実績を持つ、世界クラスの教育者だ」との声明を発表していた。カルメン・ファリーニャ現教育局長は昨年12月に引退の意向を表明しているが、引退の明確な日程は発表されていない。
ニューヨーク市の教育システムは全米最大、マイアミ市は４番目。
カルバーリョ教育長。本人のツイッターより
