尺八、ギター、ダンスと箏・三味線が共演 石榑雅代25年周年記念リサイタル

 ニューヨークを拠点に活動する箏・三味線奏者の石榑(いしぐれ)雅代さんが4日、マンハッタン区のシーンセンター内のロレートシアターで来米25年周年記念リサイタルを開催した。
 尺八、ギター、ダンスなどと共に、箏と三味線の魅力を披露した。訪れた米国人客は「邦楽器の生演奏を聞いたのは初めて。きれいな音色に感動した」、また日本人客は「ジャズセッションが素晴らしかった」と感想を述べた。石榑さんは公演後の取材で、「25年の集大成として自分の目的は果たせたと思う。新しいことに挑戦しながら、邦楽を広めていきたい。今後の目標は、X JAPANのYOSHIKIさんに曲を作ってもらうこと」と笑いながら話した。

さまざまなな楽器とコラボレーションし、箏を奏でる石榑さん(photo: Mayumi Nashida)

さまざまなな楽器とコラボレーションし、箏を奏でる石榑さん(photo: Mayumi Nashida)