勤続15年消防士死亡 ハーレムで火災

 22日午後11時ごろ、マンハッタン区ハーレムの5階建ての空き家から出火、消火活動に当たったニューヨーク市消防局(FDNY)のマイケル・デイビッドソン隊員(37)が重傷を負い、搬送先の病院で死亡した。地元メディアが報じた。FDNYのダニエル・ニグロ局長によると、同隊員は勤続15年のベテランで、父親や兄弟も消防士の「消防一家」出身だという。ビル・デブラシオ市長は訃報を受け、「私たちは英雄を失った」とツイッターに投稿した。
 FDNYによると火災前、建物では映画「マザーレスブルックリン」の撮影が行われていた。出火原因を調査中。

マイケル・デイビッドソン隊員。FDNYのツイッターより

マイケル・デイビッドソン隊員。FDNYのツイッターより