【25日付ニューヨークポスト】ニューヨーク市内の飲食店経営者の間で、料理以外のサービスを提供し副収入を得るアプリが話題だ。
トイレが使える飲食店を紹介する「ルルアプ」は、利用客から99セントから5ドルを徴収し、近くの飲食店のトイレを紹介。飲食店はアプリに登録し貸し出しを許可、料金の65%を得る。アプリ創業者のパオロ・コグリアティさんは「客が少ない時間帯にトイレを貸し出すだけで収入が得られ、アプリ内で料理や割引きなどの宣伝もできる」と説明。既に100軒以上の飲食店が登録しているという。
スペースをフリーターや起業家に貸し出すアプリ「ケトルスペース」も半年前にサービスを開始、徐々に知名度を上げている。
「バッグ・ビー・アンド・ビー」は荷物を預かる飲食店を紹介するアプリだ。利用客は6ドルを支払い、料金の半分が飲食店に配分される。市内では既に26軒が参加。ペンステーション近くのレストラン、ペンシルバニア6はこのアプリで月に2000ドル(約21万円)近く副収入があるという。飲食店経営者らでつくるNYCホスピタリティ同盟代表のアンドリュー・リギーさんは「新しい収入源は常に大切だ」と話した。