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ニューヨーク市運輸局は27日から、サイクリストに対し、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ区内の50の交差点で先導歩行者間隔(LPI)信号の使用を許可、車両信号が赤でも自転車が進入できるようにした。市が推進する自転車安全プログラムの一環。
LPIとは、交差点で7から11秒間、歩行者に優先して頭出しを与えるもの。歩行者の視認性を高め、車による巻き込み事故防止に効果があるとして、ワシントンDCなどでも導入されている。
市内には約1万3000の信号付き交差点があるが、LPI信号が設置されているのは2547カ所。サイクリストにとって最も危険な場所は交差点で、昨年の交通事故死の65%、負傷の89%は交差点で起きていた。

約7秒間、車両信号は「止まれ」、歩行者用信号は「進め」。自転車も進入できる=29日、マンハッタン区2番街と東53丁目 (photo: Yuriko Anzai /本紙)
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