タイムアウト誌を発行するタイム・アウト・グループは３月28日、同グループが手掛けるフードホール、タイム・アウト・マーケットをブルックリン区ダンボに今年オープンすると発表した。
ダンボのイースト川沿いにある複合施設、エンパイアストアーズ内の１、２階に約20のレストランがベンダーを出店し、３つのバーも入居する予定。２万1000平方フィート（約1950平方メートル）の面積に全520席を完備。ブルックリン橋やマンハッタン島を眺められる５階のルーフトップも解放する他、パフォーマンス用ステージやアート作品などを展示するスペースも設置する。
ニューヨークの食文化を存分に体験できるよう、入居するレストランやバーは同誌ニューヨーク版の編集者らが取材を通して高く評価したものを厳選。中には受賞歴のある有名シェフの店も出店するというが、詳細は明らかにされていない。
同マーケットはポルトガルのリスボンで2014年に始まり、昨年は360万人が訪れるなど、同地の代表的な観光地となりつつある。米国ではニューヨーク市の他、フロリダ州マイアミ市にも今年中、マサチューセッツ州ボストン市とイリノイ州シカゴ市には来年中にオープンする予定だという。
タイム・アウト・マーケット・リスボンの公式ホームページより
