名匠、宮川一夫撮影作品を一挙上映 JSで13日から

 ジャパン・ソサエティー(JS)はニューヨーク近代美術館(MoMA)と共催で13日から29日まで、日本映画の黄金期を代表する撮影監督、宮川一夫(1908-99)が撮影した25作品を上映する。JSの創立110年と、宮川の生誕110年記念特別企画。13日のオープニングでは小津安二郎と組んだ唯一の作品「浮草」(1959年)の4Kリマスター版を上映。「無法松の一生」(1943)、「刺青」(1966)、「ある殺し屋」(1967)、「鬼の棲む館」(1969)など、近年劇場で上映される機会が少ない傑作の35ミリ版がラインナップ。映画ファンには見逃せない2週間となる。

「ある殺し屋」Raizo Ichikawa © 1967 KADOKAWA

「ある殺し屋」Raizo Ichikawa © 1967 KADOKAWA

25作品一挙上映
宮川一夫: 日本の偉大な撮影監督

4/13(金)〜28(土)
nynews180306_front02

★★★拡大版はこちら★★★