アムトラック今夏も大規模改修 利用客への影響は最小限に

 米鉄道旅客公社(アムトラック)は10日、夏の間にマンハッタン区の地下を通るエンパイアトンネル、同区とブロンクス区をつなぐスパイテンダイビル橋およびペンステーションの19番乗り場を整備するため、約5000万ドル(約54億円)を投入した大規模な改修工事を行うと発表した。
 ペンステーションでの線路の取り替えは6月8日から7月20日にかけて。同駅を通るメープルリーフ鉄道など鉄道各社は、5月26日から9月4日まで同駅ではなく、グランドセントラル駅発となる予定。
 アムトラックは昨年の夏も大規模な工事を行い、利用客の足に影響するとして「地獄の夏」と呼ばれた。今年は同影響を最小限にとどめるとしている。