ニューヨークタイムズは15日付電子版と16日付印刷版のオピニオン欄に同紙編集委員会による特別記事「The President Is Not Above the Law(大統領であっても法は破れない)」を掲載した。全段を費やした記事はオピニオン欄としては異例。ロシアの大統領選介入疑惑を巡り、トランプ氏がモラー特別検察官およびローゼンスタイン司法副長官を解任する可能性があると指摘。「(解任に動いたら)トランプ氏は米国政府の基盤に打撃を与え、大統領が法を超える前例を作ることになり、憲法は危機に陥る」と警告している。「大統領は王ではなく、法の追求の下に脆弱な市民である。共和党の対応次第で、大統領職と偉大な政党の将来のみならず、米国の未来も試されている」と強い言葉で結んでいる。
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