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【13日付ABC7】ブロンクス区の盲学校ラベル・スクール・フォー・ザ・ブラインドで美術を教えるのは、目の見えない教諭だ。ジェシカ・ジョーンズさんは1型糖尿病で失明、同校で美術を教えて12年になる。
ジョーンズさんは「生徒からよく『あなたも目が見えないの? 先生なのに』とびっくりされる」と笑う。中には絵の具やのりに触るのを恐がる生徒もいるが、一度授業に参加すると不安は解消されるという。ジョーンズさん自身も生徒と同じ障害を抱えるため、触覚を使った素材の識別方法や、想像力の働かせ方について適切なアドバイスができるからだ。
授業で制作する作品は身の回りの物を使うことが多い。普段使う物を利用することで形や素材感を想像しやすいという。パスタの水切り用ざるをロボットの頭にしたり、ギターを男性の体に使ったりという具合だ。ジョーンズさんは「制作の課程で、生徒の認識能力は格段に発達する」と話す。
同校から40マイル(約64キロメートル)離れた場所から通うアシュレー・モリソーさんは、ジョーンズさんに教わり始めてから想像力が豊かになったと感じるという。「ジョーンズ先生は、目が見えなくても何でもできるという自信を与えてくれた」と話した。

同校の公式ホームページより
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