ニューヨークのエリック・シュナイダーマン州司法長官が７日夜、2013年から17年ごろにわたり女性４人に暴行していたとの雑誌ニューヨーカーの報道を受けて辞任した。同誌によると、告発した女性はいずれも同長官と恋愛関係にあり、繰り返し、殴られたり首を締められたり平手打ちされたという。同長官は「恋愛関係における『演技』だった。全て同意の上」と強く否定したが、アンドリュー・クオモ州知事からの勧告を受け、職務遂行が困難であることを理由に決断したとみられる。
反トランプ陣営の急先鋒で、「#MeToo」ムーブメントの支持者、ワインスタイン氏およびワインスタインカンパニー提訴など女性の権利擁護者として知られていた。地元タブロイド紙は「ジギルとシュナイド」と揶揄した
(photo: Lonnie Tague, United States Department of Justice)
