【9日付ニューヨークポスト】ブロンクス区で昨年末に13人が死亡した火災を受け、ニューヨーク市で近く、より厳格な火災予防条例を導入する動きがある。
過去25年間に市で起きた火災の中で最も多くの死者を出した昨年12月28日の火災は、3歳の男児がガスレンジで遊んでいたことが出火原因とされている。また、パニックに陥った母親がアパートのドアを開けたまま脱出したことも被害拡大の原因となった。提案されている8つの条例案の中には、6歳以下の子どもがいる家庭ではガスレンジカバーの取り付けを義務付ける、自動的に閉まるドアの設置を義務付けることなどが含まれている。
ニューヨーク市消防局(FDNY)はガスレンジカバーについて「施行が難しい」と難色を示し、自動ドアには賛成している。
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