貧民医療尽くした米国初女医 功績たたえ銅板

 161年前の5月12日、米国初の女医、エリザベス・ブラックウェル(1821〜1910)が女性と子どもを対象とした病院、ニューヨーク・インファーマリー・フォー・ウィメン・アンド・チルドレンをマンハッタン区グリニッチビレッジに設立。14日、その功績をたたえ、同病院があったブリーカー通り58番地に銅板が設置された。ブラックウェルはこの病院で治療費を一切取らず、貧しい人たちの医療に尽くした。後に同病院は全米初の女子医科大学に発展した。

英国出身、米国初の女医エリザベス・ブラックウェル (photo: National Library of Medicine)

英国出身、米国初の女医エリザベス・ブラックウェル (photo: National Library of Medicine)

現在はレストランになっている病院跡地。銅板はクロスビー通り側の壁に設置されている=15日午前撮影 (photo: 本紙)

現在はレストランになっている病院跡地。銅板はクロスビー通り側の壁に設置されている=15日午前撮影 (photo: 本紙)

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