犬のインフルエンザ感染拡大 ブルックリン区、予防接種を推奨

 【17日付ゴッサミスト】ブルックリン区で、犬のインフルエンザ感染が広まっている。
 これまでに、ビネガーヒル獣医グループで15件、ペットの散歩サービス業者ワッギンテイルズBKLYNで1件、犬のデイケアおよび宿泊施設ハッピードッグス・アット・マックカレン・パークで2件の感染が確認されている。ハッピードッグスから1マイル離れた犬用宿泊施設バディーズ・ドッグ・デンでも未確認の感染が報告されている。ブルーパール救急動物病院では30匹に症状が見られたが、検査費用が約300ドル(約3万3000円)かかることもあり、検査を受けていない犬も多いという。
 感染件数の正確なデータはなく、検査結果が出るまで数日を要するため、実際の感染数は報告数を上回るものとみられる。デイケアや散歩サービスのブラックリストに載るのを恐れる飼い主は感染を公表したがらないという。
 ウイルスは伝染性が強く、人の手に付着した場合12時間、衣類の場合は24時間感染力を保つとされる。
 獣医は、犬が多く集まる場所に愛犬を連れて行かないことと予防接種を受けさせることを勧めている。同疾患についての詳細は、米獣医学財団のウェブサイトhttps://avmf.orgで確認できる。

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