春のランチョンで60人交流 ニューヨーク倫理友の会

 ニューヨーク倫理友の会(リンゼイ芥川笑子理事長)は17日、マンハッタン区ミッドタウンの新橋レストランで18回目となる「春のランチョン」を開催、約60人が参加した。参加者それぞれ交流を楽しみ和やかなひと時を過ごした。
 ニューヨーク歴史問題研究会会長でYTリゾリューションサービス社長の髙崎康裕さんが「日本人とその美意識~もののあはれと漢意(からごころ)」と題してスピーチを行い、日本の国花の変遷や日本語の継承、日本列島を構成する地層がどのように日本人の価値観に反映されているのかなどを例を挙げながら説明。「これまで培ってきた日本人の死生観、滅びゆくものを愛せる『有限の命』を公の精神として培ってきた私たちだからこそ、忘れてはならない心がある」と熱く語る髙崎さんに、会場からは盛大な拍手が贈られた。

スピーチする髙崎さん(奥、photo: Yuka Takeuchi / 本紙)

スピーチする髙崎さん(奥、photo: Yuka Takeuchi / 本紙)