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【25日付ニューヨークタイムズ】英単語のつづり暗記大会、「スペリングビー」の全米大会が29日からメリーランド州で始まる。参加者は516人。ニューヨーク市からは予選を勝ち抜いた4人が出場する。
「単語と定義を書き出して学ぶ」と話すのはダンテ・マリナッチ君(11)。「たとえば南フランスの料理、Cassoulet は、Casserole(キャセロール)の音を連想して記憶する」と、複雑な単語の暗記のコツを話した。「たくさん疑問を持つ」ことで暗記するというのはニール・アイヤーさん(13)だ。「語源、別の発音、定義は? 時間があれば、文脈の中での使い方も考える」と話す。
イラナ・プロップさん(13)は、ブロードウェーのショーが暗記の役に立ったという。「オクラホマ!」の公演を参考に、Elixir(万能薬)や Surrey(2座席の馬車)など南部特有の単語を覚えたという。「英語が大好き」というエリザベス・シュバーツさん(13)は、医学や植物学の用語を学び、「読み書きの力が上達するにつれ、世の中のこともよく分かるようになった」と話した。
4人に最もつづりの難しい単語を挙げてもらったところ、Ichtchyosaurus(イクチオサウルス)、Peristome(囲口部)、Unnecessary(不必要な)、Flittern(カシワの若木)という回答が返ってきた。

4月の予選の様子。スペリングビーのツイッター(@ScrippsBee)より
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