【29日付イーター】ブルックリン区出身で米プロバスケットボール(NBA)のオクラホマシティ・サンダーに所属するカーメロ・アンソニー選手がこのほど、ニューヨーク市内の2つの飲食店に合計500万ドル(約5億4000万円)を投資することが分かった。
投資先はマンハッタン区にあるスポーツバーチェーン、エインズワースとブロンクス区モットヘイブンのイタリア料理店、ノーバディーズピザ。不動産開発業者、サマーセットパートナーズのキース・ルーベンスタインさんと組んで、向こう7年でスタジアム周辺を中心に全米で計20から30店舗増やす計画だという。
マンハッタン区に4店舗と他州に2店舗を構えるエインズワースが次に進出するのはテネシー州ナッシュビル市。同店は一部の店舗で今月から24金ソースをかけたチキンウイングの提供を開始したことで一躍話題となった。一方、ノーバディーズピザはアレクサンダー街136番地の店舗のみの展開だが、トマトソースの定番から独自のトッピングまで薄皮ピザを中心にメニューも多く、近隣住民に親しまれている。同店も他都市第1号としてナッシュビル市へ出店する予定。
同選手は2016年にも別のスポーツバーに投資しているが、同店はまだ開業していない。