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2018.06.06 NEWS NY

年次晩餐会に630人 ジャパン・ソサエティー

 ジャパン・ソサエティー(JS)は5日夜、マンハッタン区のヒルトンホテルで2018年度の年次晩餐会を開催、約630人が集まった。
 基調講演ではマスターカード社長兼CEOのアジェイ・バンガさんが登壇し、S&Pグローバル社長兼CEOのダグラス・ピーターソンさんと対談形式で、ブロックチェーン技術やサイバーセキュリティー、ビジネスのあり方などについて意見交換をした。
 JS理事長の櫻井本篤さんは「企業や個人の皆さんの支援なしに今夜の晩餐会は実現しなかった」と感謝の意を述べた。同理事長によると、同晩餐会で集まった寄付金は145万ドル(約1億6000万円)。JSが主催するプログラム運用などに活用される。
 特別パフォーマンスでは、世界的に著名なジャズピアニストの小曽根真さんが登場。オリジナル2曲を含む3曲を披露し、会場を魅了した。
 会場に来られなかった今年のJS賞受賞者、JSライフディレクター(名誉理事)のデリック・モーンさんは「35年にわたり関わってきた日本という国の存在が私の人生を変えた。今後も日米の架け橋になっていきたい」と音声メッセージを寄せた。同賞は日米交流の発展に寄与した日本人および米国人の功績をたたえるもの。モーンさんは1994年のJS理事就任以来、JSへ貢献を続けている。

(左から)櫻井さん、司会キャサリン・コバヤシさん、小曽根さん、JS賞プレゼンターのアラン・マクドナルドさん、JS会長のジョセフ・ペレラさん、バンガさん、ピーターソンさん(photo: 本紙)

(左から)櫻井さん、司会キャサリン・コバヤシさん、小曽根さん、JS賞プレゼンターのアラン・マクドナルドさん、JS会長のジョセフ・ペレラさん、バンガさん、ピーターソンさん(photo: 本紙)

基調講演で意見交換するバンガさん(右)ピーターソンさん(photo: ジャパン・ソサエティー © Daphne Youree)

基調講演で意見交換するバンガさん(右)ピーターソンさん(photo: ジャパン・ソサエティー © Daphne Youree)

演奏する小曽根さん(photo: ジャパン・ソサエティー © Daphne Youree)

演奏する小曽根さん(photo: ジャパン・ソサエティー © Daphne Youree)

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