ボーデインさん、早すぎる死悼む 衝撃冷めやらず

 シェフでジャーナリストのアンソニー・ボーデインさん(享年61)の自殺は、その数日前のケイト・スペードさんの自殺とともにニューヨーカーに深い衝撃と悲しみを与えている。食を通して各国の文化や歴史、社会問題を発信し、政治的発言も辞さなかったボーデインさんはまた、すしや焼き鳥など日本食の熱烈なファンだった。

ボーデインさんがシェフとしてのキャリアをスタートさせたマンハッタン区のレストラン、ブラッサリー・レ・アール(現在は閉店)前は、追悼の花束やカードで埋まった=11日午後撮影(photo: 本紙)

ボーデインさんがシェフとしてのキャリアをスタートさせたマンハッタン区のレストラン、ブラッサリー・レ・アール(現在は閉店)前は、追悼の花束やカードで埋まった=11日午後撮影(photo: 本紙)