地下鉄駅にミニ図書館登場 下校時間に「開館」

 地下鉄A、B、C、D線145丁目駅構内、ニューヨーク市警察(NYPD)の第3交通分署に6日、本を無料で提供するミニ図書館が登場した。世界85カ国で活動する非営利の読書啓蒙団体リトル・フリー・ライブラリーとNYPDの共同プロジェクト。市内には既に10以上の同様の図書館があるが、地下鉄駅構内に設置されるのは初めて。同分署のダミオン・フレイ巡査=写真左=によると、今後週1、2回、下校時間などに合わせて「開館」するという。

手押し式の木製図書館には、協賛出版社から寄付された児童(キンダーから小学5年生)向けの本が並ぶ。NYPDは今後、市内にある全ての交通分署に同様の図書館を設置する予定=12日午後撮影 (photo: Asami Kato / 本紙)

手押し式の木製図書館には、協賛出版社から寄付された児童(キンダーから小学5年生)向けの本が並ぶ。NYPDは今後、市内にある全ての交通分署に同様の図書館を設置する予定=12日午後撮影 (photo: Asami Kato / 本紙)