ニューヨーク日系人会 （ＪＡＡ）は６日、マンハッタン区のハーバードクラブで第48回ＪＡＡ奨学金、第12回本庄奨学金授与晩餐会を開催。今秋から大学に進学する16人に総額７万6000ドルの奨学金と航空券を、５人の大学院生に本庄国際奨学財団から総額３万ドルの奨学金を授与した。髙橋礼一郎日本国総領事、川村泰久国連大使、俳優のジョージ・タケイさんなどの来賓、受賞者とその家族、ＪＡＡ会員など134人が参加した。
基調講演はニューヨーク市における「フレッド・コレマツ・デー」の制定に尽力したコレマツ協会代表のカレン・コレマツさんが務めた。カレンさんは、高校生のときに父フレッドさんの活動を知り、「最初は日系人から白眼視されたが、教育を受けるにつれ父親の活動を理解できた」と語り、受賞者に、フレッドさんの言葉「声を上げることを恐れるな」 を贈った。
奨学金受賞者。 受賞者を代表して、富川宗次博士賞を受賞した青木みのりさんと本庄賞を受賞したステファン・チョイさんが感謝の言葉を述べた（photo: Masao Katagami）
