ウーバー、営業許可取り消し検討 女性カップル降ろした運転手に

 【13日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨーク市タクシーリムジン委員会(TLC)は13日、女性カップルを差別したとされる配車サービス、ウーバーの運転手、アハメド・エルボタリさん(35)から営業許可を取り消す意向を明らかにした。
 8日、ブルックリン区からマンハッタン区に移動するためウーバーを呼んだアレックス・イオバインさん(26)とエマ・ピクルさん(24)の女性カップルは、車内でキスをしたことを理由に、エルボタリさんから車から降りるよう命じられた。エルボタリさんは2人の行為について「失礼で不適切」「違法だ」と主張している。ウーバーには車内での性的行為を禁じる規則がある。
 TLCは12日、エルボタリさんの営業許可を一時停止。TLCのアラン・フロンバーグさんは「脅迫や嫌がらせなど、規定に違反する」として、法的措置も検討しているとの姿勢を示した。