パーティーシティ、限定店舗展開へ ホリデー商戦に向け

【25日付USAトゥデイ】ニューヨーク州エルムスフォードを拠点とするパーティー用品販売大手、パーティーシティは25日、9月からのホリデーシーズンに合わせ、ポップアップのおもちゃ販売店「トイシティ」を全米で50店舗展開すると発表した。年末までの期間限定で、サンタの衣装やクリスマスストッキングなどを販売する。
同社は毎年、ハロウィンの時期に合わせた期間限定店舗「ハロウィンシティ」を展開してきた。今年は約250のハロウィンシティも開設予定。同社財務責任者のダン・サリバンさんによると、ハロウィンシティとトイシティを合わせた店舗面積は、平均1万2000平方フィート(約1115平方メートル)に上るとみられる。店舗場所の選定には至っていないが、昨年9月に連邦破産法11条の適用を申請、経営破綻したおもちゃ販売大手、トイザラスの店舗跡地などに出店したい考えだという。
同社はオンライン販売も積極的に行い、売り上げの25%はオンラインで占める。販売する製品の約80%は自社製品とするなどコスト削減にも務め、通販サイト大手アマゾンなどの参入にもかかわらず売り上げを維持してきた。ただし、トイシティではおもちゃメーカーのマテルやハスブロなどの製品も取り寄せ、販売するという。