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【6月28日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ドラッグストアチェーン大手CVSは、ロングアイランドのナッソー郡とサフォーク郡の店舗で、オピオイド系鎮痛剤を紛失したにもかかわらず迅速な報告を怠ったとして6月28日、連邦政府に罰金150万ドル(約1億6600万円)を払うことに同意した。
連邦法の下では規制薬物の紛失や盗難があった場合は速やかに米麻薬取締局(DEA)に届け出ることが義務付けられている。しかし、DEAとロングアイランドの連邦検事局によると、CVSはオピオイド系薬物、ヒドロコドンなどの規制薬物を紛失後、定められた期間内に報告しなかったとされる。
紛失した錠剤の数や、報告義務を怠った店舗名は明らかにされていない。DEAニューヨーク支部のジェームズ・ハント特別捜査班長は罰金支払いについて「たとえ大手薬局であっても連邦法違反から逃れられないことを示すのは、相次ぐオピオイド系薬物の過剰摂取を阻止する意味で重要だ」と述べている。
CVSは声明文で「報告義務を怠った疑いは何年も前のこと。支払いに合意したのは、不確実な訴訟費用の支払いを避けるため」と反論。米疾病予防管理センターによると全米では2016年、オピオイド系薬物の過剰摂取により1日平均46人が死亡していた。
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