【2日付NBCニューヨーク】ニューヨーク市内の平均家賃が4カ月連続で上昇した。不動産情報サイト、アパートメントリストの最新の調査から明らかになった。
同調査によると、市内の先月の平均家賃は前月より1.2%上昇。昨年同時期より1.7%上昇した。全米では昨年比で1.4%上昇した。
現在、市内の1ベッドルームの家賃中央値は2120ドル(約23万4000円)、2ベッドルームは2520ドル(約27万9000円)と、2月以降上昇が続いている。テキサス州ヒューストン市の2ベッドルームの家賃中央値1030ドル(約11万4000円)と比べると、ニューヨーク市は2倍以上だ。
ニューヨーク州とその近郊で2ベッドルームの家賃中央値が最も高いのはニュージャージー州ホーボーケン市の2620ドル(約29万円)。
ニューアーク市とニューヨーク州アップステートのローチェスター市は共に年3.2%の勢いで伸び、全米平均の0.7%を大きく上回っている。
ワシントン州シアトル市やイリノイ州シカゴ市、ワシントンDCの家賃は過去1年間で微減したものの、全米100都市中、85都市では上昇したため、他都市への引っ越しは待った方が良さそうだ。