CUNYデザイン料踏み倒し ブランドキャンペーンに使用

 【4日付ニューヨークポスト】マンハッタン区の最高裁判所はこのほど、ブランディング会社、シーゲルビジョンへのデザイン料を踏み倒したとして、ニューヨーク市立大学(CUNY)に125万ドル(約1億3800万円)を支払うよう命じた。
 裁判資料によると、CUNYは昨年のブランド再構築キャンペーン時、同社に新たなロゴのデザインを依頼。制作費16万7800ドル(約1850万円)が未払いのままだったとされる。同社がデザインした「CU」の下に「NY」を配置し「The Greatest Urban University in the World」のコピーを入れたロゴを使ったポスターを、地下鉄やバスの停留所、SNSなどに掲示していた。昨年10月5日ごろ、同社が請求書を送ったが支払いが確認できなかったため、3回にわたり催促していたという。

CUNYの公式ホームページからダウンロードできるロゴ

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