【24日付ニューヨーク市発表】ニューヨーク市のアリシア・グレン副市長および市中小企業サービス局(SBS)のグレッグ・ビショップ局長は24日、女性起業家のための無料法律相談、「WEリーガル」を9月から始めると発表した。市の女性起業家を支援する取り組み「WE NYC」の一環。
WEリーガルは市で有数の法律事務所および法律組織と連携し、ビジネスの構成、内部規則、契約、その他の法的事項などについて、弁護士と個別に無料で相談ができるようにする。追加で援助を求める起業家に対しては、ボランティアの弁護士活動「プロボノ」を推進する法的機関との連携を促す。9月26日に開始予定で、オープニングイベントでは知的財産や特許に関する討論会や法律相談などが予定されている。
ビショップ局長は声明文で「WEリーガルを利用して、業界で生き残れるような女性起業家を応援したい」と述べた。
「WE NYC」は、女性が起業しビジネスを拡大することを支援するSBSによる取り組み。調査に基づいた介入により、ビジネス構成、成長、資金調達における男女格差に対処している。2015年以来、市内5区で約7000件の教育、ネットワーク、資金調達に関する無料のサービスを行ってきた。