ニューヨーカーは禁制動物がお好き 17年の苦情369件

 ニューヨーク市で飼育が禁じられている動物を飼っているとして昨年、行政総合窓口ダイヤル311に寄せられた苦情が369件に上っていたことが分かった。28日付ニューヨークポストが伝えた。地域別ではクイーンズ区が106件で最多。続いてブルックリン区95件、ブロンクス区76件、マンハッタン区56件、スタテン島37件。種類別ではおんどりで190件、イグアナやヘビなど爬虫類は36件。ベトナムのミニブタ、ポットベリーピッグと同居する夫婦もいたという。苦情受領後、市保健精神衛生局は住人と家主に警告書を送付、状況改善(飼育を中止するなど)を求めるという。

世界一小さいブタといわれるベトナムのポットベリーピッグ。市で飼育が禁じられている動物の詳細はウェブサイト (www1.nyc.gov/nycbusiness/description/prohibited-wild-animals)を参照 (photo: Just chaos)

世界一小さいブタといわれるベトナムのポットベリーピッグ。市で飼育が禁じられている動物の詳細はウェブサイト (www1.nyc.gov/nycbusiness/description/prohibited-wild-animals)を参照 (photo: Just chaos)