来て、見て、触って、確かめて nest Robe

 自然素材にこだわった洋服を手掛けるアパレルブランド、ネストローブは5日、海外初のショールームとなるノリータ、ニューヨーク店をマンハッタン区ソーホーにオープンした。
 店頭にはマネジャーの羽馬幸子さんが立ち、商品の魅力を説明する。主にリネン(亜麻布)を使った婦人服約70アイテムを用意。実際に肌触りや着心地を確かめ、試着できる。気に入った商品があればオンライン端末を使ってその場で日本に注文。海外郵便を使って自宅に届けるシステムだ。
 同ブランドの立ち上げは2003年3月。東京・青山や自由が丘をはじめ、大阪や京都、広島、福岡など日本全国に18店舗を展開する。商品のほとんどは1950年創業の自社工場で手作り。通常の絹糸より繊細なケアを必要とするリネン糸を使い、旧式の「シャトル織り機」を使って昔ながらの製法で生地を織るというこだわりようだ。糸や生地へのストレスを最小限にするため自動織り機に比べ何倍もの時間がかかるが、独特な柔らかさが生まれるという。肌へのフィット感や通気性も抜群だ。
 1番のおすすめはリネンデニム。ネストローブが3年以上にわたる研究で生み出した、オイルの絶妙な配合でリネンで織ることを可能にした。強度も着心地も上質で、10年間は着続けられるという。
 羽馬さんは「2年目が1番着心地が良い」と話す。1人ひとりの体に洋服が「なじんでいく」ためだそう。ほとんどの商品がフリーサイズなのもそのためだ。「着てみたら良さがすぐに分かる。気軽に入って来てほしい」と話している。

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nest Robe Nolita, New York店
252 Elizabeth St. (bet. Prince & Houston Sts.)
http://store.nestrobe.com
Instagram: nest_robe_newyork
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