【23日付amニューヨーク】ブルックリン区コニーアイランド内の遊園地「ルナパーク」を運営する、セントラル・アミューズメント・インターナショナル(CAI)社は、同遊園地に隣接するニューヨーク市所有の空き地を10年契約で借り受け、最新の乗り物を備えた「アドベンチャーランド」を建設する計画があることを明らかにした。来年夏オープンの予定。これにより、ルナパークは現在の30万平方フィートから45万平方フィート(約4万2000平方メートル)に拡張する。
計画では、ロープを使って34フィート(約10メートル)の高さまでよじ登り、ロープに滑車を掛けて降下する「ジップライン」や、丸太ボートに乗って40フィート(約12メートル)の高さから時速30マイル(約48キロメートル)で滑り落ちるウォーターライドを設ける。ウォーターライドは2020年夏から営業を開始する予定。
市有地の開発計画は市経済開発公社(EDC)が昨年、一般から提案を募集していた。海外からの応募もあったが、内容と実績が認められCAIが選ばれた。CAI社長のアレッサンドロ・ザンペルタ氏は「コニーアイランド最盛期のにぎわいを取り戻したい」と意気込んだ。