水仙植えて9.11語り継ぐ 登録締め切り迫る

 9.11米同時多発テロから17年となるのを前に、非営利団体、ニューヨーカー・フォー・パークスの犠牲者追悼の花プロジェクト「Daffodil Project(水仙計画)」の、今年度の球根配布登録の締め切りが9月5日に迫った。同計画は、水仙の球根を無償で市民に配り、街路樹の根元近くやコミュニティーガーデン、学校、窓辺のプランターなどに植えてもらおうというもの。今年は50万個を配布する。テロの犠牲者を追悼し、語り継ごうと、同団体とニューヨーク市公園局が2001年のテロ直後から始め、同年は市民1万人以上が参加した。活動の広がりを受けて07年、マイケル・ブルームバーグ前市長は、水仙を公式に「ニューヨーク市の花」に指定した。これまでに10万人以上が参加、700万個の水仙の球根を市内全域に植えたという。
 登録は同団体のウェブサイトまたは電話で。球根は50個から注文できる。

ニューヨーカー・フォー・パークスのウェブサイトはwww.ny4p.org/the-daffodil-project、電話番号は212-838-9410 (Gabriella Cappoさん)まで。球根の受け渡しは9月15日から (photo: New Yorkers for Parks)

ニューヨーカー・フォー・パークスのウェブサイトはwww.ny4p.org/the-daffodil-project、電話番号は212-838-9410
(Gabriella Cappoさん)まで。球根の受け渡しは9月15日から (photo: New Yorkers for Parks)