「原点はアフリカ」 ランディ・ウェストンさん

【1日付WBGO】ジャズピアニストで作曲家のランディ・ウェストンさんが1日、ブルックリン区の自宅で亡くなった。92歳だった。
1926年ブルックリン区生まれ。デューク・エリントンやセロニアス・モンクの伝統を引き継ぐ演奏家として活躍。一方でジャズの原点はアフリカにあるとして、「リトルナイルズ」(1959年)、「ブルース・トゥ・アフリカ」(75年)などアフリカを題材にした作品を数多く発表、高い評価を得た。80年後半から90年代初めにヴァーヴレコードから発売した「ポートレート・オブ・セロニアス・モンク」など一連のアルバムも有名。