市長夫人がティーチアウト氏支持 NY州司法長官民主予備選、きょう討論会も

 【4日付ニューヨークタイムズ】ニューヨークのシャーレーン・マックレイ市長夫人はこのほど、今月13日に迫ったニューヨーク州司法長官選挙民主党予備選に出馬しているフォーダム大学の法律学教授ゼファー・ティーチアウト氏への支持を表明した。
 ティーチアウト氏は、最有力と目されているジェームズ氏のライバル候補。マックレイ夫人は「彼女の勇気、進歩主義的な価値観に大きく感銘を受けた」と述べた。
 白人女性であるティーチアウト氏は2014年の同州知事選挙に出馬したが、黒人有権者からの票が伸びず落選。黒人であるマックレイ夫人の支持はとりわけ重要な意味を持つ。今回の予備選には、市政監督官レティシア・ジェームズ氏およびクオモ州知事の元側近で電気通信企業大手ベライゾンコミュニケーションズ幹部のリーシア・イブ氏といった2人の黒人女性が出馬している。夫のビル・デブラシオ市長は誰を支持するか表明していない。一方、クオモ知事はジェームズ氏への支持を表明している。

マックレイ市長夫人

ティーチアウト氏

Update 9.6
 候補4人は6日午後7時から、予備選前の最後の討論会を行う。WNYCで生放送される他、フェイスブックやユーチューブなどでも生配信される予定。