高齢化に関する意識調査 締め切りは10月7日

 ニューヨーク日系人会邦人・日系人高齢者問題協議会(通称JAA高齢者問題協議会)は現在、意識調査「ニューヨークおよび近郊に在住の日本人・日系人の高齢化に関する調査」を実施(9月16日付本紙既報)。回答の受け付けの締め切りが10月7日(日)に迫っている。同調査は、公益財団法人在宅医療助成・勇美記念財団(東京都千代田区)の助成金を得て、桃山学院大学大学院・教授の遠山伊津子さんと協働で行っているもの。同地域在住の邦人、日系人が高齢期についてどのような意識を持ちどんな老後を望んでいるか、また、在宅介護に関する考えと、JAAに必要とされるサービスは何かを知ることが狙い。
 対象は、ニューヨーク市および近郊(ニュージャージー、コネティカット、ペンシルバニア州)在住の40歳以上。
 遠山教授はオレゴン大学で人類学博士号を取得。専門は異文化コミュニケーション。これまでに米国やブラジル、イギリス、ドイツなどで日本移民の高齢問題と幸福についての研究に従事している。
 意識調査はアンケート用紙に記入する形式で実施。アンケート用紙はJAAに連絡し取り寄せる(下記参照)。調査結果は統計として処理、個人情報(性別・年齢・居住地)は意識調査以外の目的では使わない。回収したアンケート用紙は鍵付きの戸棚に保管し、結果は発表会を後日開催し、報告する。

ニューヨーク日系人会邦人・日系人高齢者問題協議会

意識調査について話す(左から)JAA事務局長の野田美知代さん、桃山学院大学大学院・教授の遠山伊津子さん、JAA会長で高齢者問題協議会委員長のスーザン大沼さん=9月5日撮影(本紙)

意識調査について話す(左から)JAA事務局長の野田美知代さん、桃山学院大学大学院・教授の遠山伊津子さん、JAA会長で高齢者問題協議会委員長のスーザン大沼さん=9月5日撮影(本紙)

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ニューヨーク日系人会 邦人・日系人 高齢者問題協議会
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