病みつきになる「コスプレのすすめ」 NYコミコン始まる

 【3日付amニューヨーク】東海岸最大級のポップカルチャーの祭典「ニューヨークコミコン」が4日から7日まで、マンハッタン区のジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・センターで開催。コスプレコンテストで審査員を務めるブルックリン区在住のデザイナー、ジャックリーヌ・コリンズさん(33)は、コスプレ初心者に「まずはやってみよう」とエールを送っている。
 子どものころから着飾るのが好きで、最初のコスプレは日本の漫画「ふしぎ遊戯」(1992〜96年)のキャラクター。その後コスプレが趣味となり、2014年にはマサチューセッツ州ボストンで開催されたコンテストに初出場。内気だったが、「皆、私を受け入れてくれる。仲間を見つけた」と、病みつきになったという。昨年のコミコンでは東部地区チャンピオンに輝いた。
 初めての人には「最初から完璧を目指さなくていい」とアドバイス。慣れてきたら、LEDライトを使うなど、独自性が出るよう工夫を取り入れるとよいという。コリンズさんは今年、「ポッケットモンスター」の「ゼニガメ消防団」などのコスプレに挑戦する予定だ。