レジオネラで死者 16人感染、ワシントンハイツ

 ニューヨーク市保健精神衛生局(DOH)は10日、マンハッタン区ワシントンハイツで40代から80代の16人のレジオネラ菌感染が確認され、1人が死亡したと発表した。7人が入院しているという。
 同菌が含まれた水蒸気を吸い込むことで発症するレジオネラ症はかぜに似た症状を伴い、死に至る場合もある。DOHは同地域の全ての給水塔を検査したという。
 DOHのオクシリス・バーボット暫定局長は声明文で「高熱や息がしにくいなどの症状のある人は医療機関を受診してほしい」と呼び掛けた。