ブルームバーグ前市長、民主党登録 2020年大統領選に出馬するのは?

 ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ前市長(無党派)が民主党に登録したことが10日までに分かった。自身のSNS上で明らかにした。2020年の大統領選出馬への布石とみられる。
 「大どんでん返し」とされた16年の大統領選からまもなく2年。民主党の大統領選候補の名前がメディアをにぎわせている。統計学者ネイト・シルバーの政治ブログ、ファイブサーティーエイトは11日付で「大統領選出馬を匂わせている民主・共和党候補」のランキングを発表。予備選が早く実施されるアイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナ州への訪問、世論調査、著作の出版、人気雑誌の特集記事、党上院議員や知事の選挙キャンペーンへの登場の7項目から算出、7点満点で評価した。
 民主党で最も可能性が高いのは、16年の予備選でヒラリー・クリントン元国務長官に敗れたバーニー・サンダース上院議員の7点。ジョー・バイデン元副大統領は6点、モンタナ州のスティーブ・バロック知事、ニュージャージー州のコリー・ブッカー上院議員はともに5点と続いた。ブルームバーグ前市長は3点だった。

サンダース上院議員

ブルームバーグ前市長

ブッカー上院議員