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【12日付ニューヨークタイムズ】フォーダム大学の生物学者、マイケル・パーソンズ博士らは、ニューヨーク市内でネズミとネコの対決を観察し、ネズミが優勢であるとの結論をこのほど、学術論文サイトに発表した。
同博士らは、ブルックリン区にあるごみのリサイクル施設で37匹のネズミを捕獲し、麻酔で眠らせ無線で識別できるタグを装着。その後生息場所に戻し、動体検知センサーで自動録画するカメラを設置した。3カ月間の観察で、同施設に生息する野良ネコ5匹がネズミを狙った場面を306本の映像に収めることに成功した。
映像によると、ネズミに忍び寄ったネコ5匹のうち、実際に追いかけ攻撃したのは2匹。それら2匹も、それぞれ1匹のネズミを仕留めたに過ぎなかった。ネコが現われると、ネズミは姿を隠す。ネコが現われる回数が1日に1%増えると、ネズミが動体検知センサーを作動させる頻度は100分の1に激減した。
「ネコとネズミの戦い」について、以前ニュージーランドで行われた調査では、対象となったネコ、229匹全てのフンからネズミの形跡が認められた。しかし、同調査が行われた場所のネズミの平均体重は150グラム。パーソンズ博士によるとニューヨーク市内のネズミの体重はその2倍以上だという。同博士は市内のネズミを「大胆で賢い」とし、ネコよりネズミを駆除するには「エサとなるごみを除去する以外、何をやっても無駄」と結論付けた。
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