ジョージ・ソロス邸に爆発物 人権・民主運動家としても著名

 【22日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク州ウエストチェスター郡ベッドフォード内カトナにある著名投資家、ジョージ・ソロス氏の自宅でも22日午後3時45分ごろ、爆発物が見つかっていた。連邦捜査局(FBI)と米アルコール・タバコ・火器取締局によると見つかったのはパイプ爆弾。駆けつけた郡警察の爆弾処理班が起爆させ、事なきを得たという。発見当時ソロス氏は不在だった。
 ハンガリー生まれのソロス氏はヘッジファンドを運営して財を成し、現在では慈善家および政治活動家として活動。世界中の人権団体や民主主義運動活動家にこれまでに180億ドル(約2兆226億円)を献金した。2016年の大統領選挙では民主党のヒラリー・クリントン候補を支持し2500万ドル(約28億円)以上を寄付した。