6路線を増便へ L線の代わり、週1000本超

 【22日付カーブドニューヨーク】ニューヨーク州都市交通局(MTA)は22日、地下鉄L線が閉鎖される来年4月から、L線の代わりに使う乗客が増えると見込まれる6路線を平日の混雑時、週に1000本以上増便することを発表した。2700万ドル(約30億3760万円)をかけ、A、E、F、G、J・Z、M線を増やす。路線によって異なるが、4.2分から6.8分に1本の間隔で運行する。
 MTAによるとL線を使ってブルックリン区とマンハッタン区を行き来する乗客は1日に22万5000人。ニューヨーク市交通局のアンディー・バイフォード局長は声明文で「乗客数が最も多い地下鉄の増便により、実現可能かつ信頼性の高い代替手段になる」と述べた。閉鎖期間中の6、7番線の増便も今年9月に発表されている。