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【24日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨーク州は24日、気候変動が事業に及ぼす影響について投資家を欺いたとして、米石油大手エクソンモービルをマンハッタン区の州高位裁判所に提訴した。
訴状によると、同社は地球温暖化が将来、同社の資産に及ぼす影響の推定コストを、同社の事業計画や投資決定に適切に組み入れていると長年にわたり説明。しかし実際は低く見積もるかまたは全く含んでいなかったという。州は同社の幹部らが、投資家に説明する場合と社内で算定する場合に、異なった数字を用いていたことを把握していたと主張している。
州検事総局は同社の気候変動に関する情報開示に対する調査を2015年に開始。米証券取引委員会(SEC)も同社が投資家を欺いてきた疑いについて捜査、今年初めに終了していた。
同社の広報担当は、「訴えには根拠がない。特定利益集団によるロビー活動や政治的なご都合主義、3年間に及ぶ捜査で不正を見つけられなかったことを認めたくない司法長官らによるものだ」と述べた。
ニューヨーク市やサンフランシスコ市などで、同社などに対し損害賠償を求め起こされた連邦訴訟は、いずれも棄却されている。
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