「サンディ」から6年、寝転び抗議 トランプタワー前

 2012年に米東部を襲い、甚大な被害をもたらしたハリケーン「サンディ」上陸から29日で6年。トランプ大統領に地球温暖化対策への取り組みを強化してもらおうと同日、マンハッタン区ミッドタウンのトランプタワー前で環境活動家ら約50人が抗議集会を開いた。各メディアが報じた。気候変動や環境汚染が原因で死亡した人の数を書いたプラカードを持った人が路上に寝転んで抗議。参加者は「私たちのたった1つの星、私たちは地球を守る」と声をそろえた。

29日付amニューヨークによると、参加者らは寝転がって死んだふりをすることで政権の環境対策が死人を生むことを訴えたという。加えて、ニューヨーク州議会に対し、50年までに州内の電力全てを再生可能エネルギーで賄う法律を2019年の議会会期中に成立させることも求めた。写真はツイッター(@NYRenews)より