６日の中間選挙を控え、ニューヨーク州で民主党に登録する有権者が急増、共和党を圧倒していることが、州選挙委員会が１日発表したデータにより明らかになった。各メディアが伝えた。
民主党は過去半年で新たに15万8000人の登録者を獲得。共和党は1435人だった。州内の民主党への登録者は現在、580万人。共和党は半数以下の260万人。共和党の不人気は前年同期比でみても顕著で、１日の時点で共和党登録者は17年から約４万1000人減少。民主党は激戦区とされるハドソンバレーおよびキャツキル地域や、伝統的に共和党支持者が多いスタテン島やブルックリン区南部で登録者を早いペースで増やしている。民主党の新規登録者数が急速に伸びている背景には、登録キャンペーンが功を奏したことと、トランプ大統領が主導する政策への反発やトランプ氏に「乗っ取られた」共和党に対する抵抗があるとみられる。
登録しても投票しなければ意味がない。Go Vote !
写真は９月13日、ニューヨーク州知事予備選で投票する人 （photo: Michael Appleton/Mayoral Photography Office）
